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痛い腹部のニキビの原因や治し方
お風呂に入った時、腹部や下腹部にポツンとした「痛いできもの」を見つけたら「お腹ニキビ」の可能性が高いです。
腹部にニキビが出来てしまうと、身体を洗う際にひっかいてしまったり、すごく気になりますよね。
また、腹部のニキビは、他の部位よりも治りが悪いため、悪化しやすいという特徴を持っています。
では、なぜお腹に痛いニキビが出来てしまうのか、その原因と治し方をご説明しましょう。
痛い腹部のニキビの原因とは?
腹部にニキビが出来てしまう主な原因は、他の部位と同様にアクネ菌によるものです。
ただ、もちろん、他の部位とはちがった腹部(お腹)ならではのニキビの原因はあります。
常に下着や洋服で隠されている腹部の皮膚は、夏は汗で蒸れやすく、冬は乾燥しやすい部位と言えます。
ですので、ニキビの原因菌である「アクネ菌」にとっては、非常に住みやすい環境となっているのです。
さらに、お腹は他の部位よりも柔らかいため、ニキビが潰れてしまうと跡になりやすいんですね。
また、お腹に出来る痛いニキビは、「体調不良のサイン」という場合があります。
胃や腸のような「消化器官」の働きが鈍くなっていたり、便秘になった際、腹部にはよくニキビが現れるんですね。
今まで便秘は女性特有の悩みと言われていましたが、近年では老若男女問わず起きる症状です。
胃腸の調子が悪かったり、便秘気味の方は、お腹ニキビが発症しないように注意が必要です。
腹部のニキビが痛い場合の治し方について
お腹ニキビの治し方ですが、とにかく「アクネ菌が住みにくい環境を保つ」ことが何よりも重要です。
暑さの厳しい夏場は、こまめに腹部の汗を拭き取り、肌着を清潔に保つ必要があります。
乾燥する冬場は、角質が硬くなるのを防ぐために保湿を行い、皮膚の乾燥予防をしてください。
胃腸が弱っている方や便秘がちの方は、バランスが良くて消化の良い食事を心がけましょう。
さらに、こまめな水分補給を行い、蓄積されたストレスを発散することも、非常に大切です。
もし、それでも改善されない場合は、ニキビの改善成分が含まれる「ボディソープ」の使用をオススメします。
また、腹部や下腹部にできる痛いニキビは、ニキビではない場合があります。
つまり、ニキビに良く似た毛嚢炎(もうのうえん)や雁瘡(がんがさ)の可能性があるのです。
特に、雁瘡(がんかさ)は、酷い痒みを伴う皮膚病の1種ですので、必ず皮膚科を受診することをオススメします。
ちなみに、名前の由来は、鳥の雁(がん)が飛来するころに生じて、去るころに治るということから来ています。
毛嚢炎(もうようえん)も、ブドウ球菌と呼ばれる細菌による感染症ですので、皮膚科で薬を処方してもらう必要があります。
どちらの場合も素人目では判断が難しいため、症状がなかなか改善されない場合は、必ず病院で診てもらうようにしましょう。
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