内側にできた痛いニキビ

あなたは内側のニキビと聞いて、どこのニキビが思い浮かびますか？

実は、内側のニキビの代名詞と言われているのが、「鼻」です。

鼻に出来るニキビは、一般的に「思春期ニキビ」と言われています。

10代の頃になりやすいですが、鼻の内側や鼻の下のニキビは20歳を超えても出来てしまいます。

それでは、鼻の内側にできる痛いニキビについてご説明しましょう。

痛い「内側のニキビ」をご説明する前に、鼻の下に出来るニキビについて少しご説明します。

鼻の下は皮脂腺が多く、一般的にニキビが出来やすい環境です。

そのため、1度でも鼻の下にニキビが出来てしまうと炎症し、悪化する可能性が高いと言えます。

鼻の下にニキビができる原因は、他のニキビ同様、ホルモンバランスの乱れや睡眠不足から引き起こる場合が多いです。

夜更かしせず、1日7時間寝ることはとても大切です。

また、鼻の下の痛いニキビを予防するためには、ふわふわに泡立てた洗顔フォームで優しく洗うこともポイントの一つと言えます。

鼻の下のニキビも非常に痛いのですが、さらに痛いのが「鼻の内側に出来るニキビ」です。

鼻の内側に出来るニキビは、主に鼻をかんだり、メイクしている際に気付くことが多いですよね。

酷い時は鼻全体が腫れあがり、強烈な痛みを伴うため、思わず涙目になってしまいます。

一般的なニキビは、皮脂を食べるアクネ菌の増殖によって起きますが、鼻の内側にニキビができてしまうのは何故でしょうか？

鼻の内側は、細菌やウイルスを体内に入れないよう、粘膜によって常に湿った状態で保護されています。

実は、この環境は、衛生上ちょっと問題があります。

1度でも菌類の感染を許してしまうと、そこからあっという間に感染が広まり、炎症を起こしてしまうのです。

鼻の内側のニキビはアクネ菌ではなく、このような細菌感染によるものなので、通常のニキビとは違うと考えましょう。

そして、鼻の内側にできてしまった痛いニキビは、直接ケアすることが出来ません。

ですので、いかに鼻の内側にニキビを作らないようにするのかが焦点となります。

鼻の内側にできるニキビの主な原因は、以下のようなものが挙げられます。

1. 鼻のほじり過ぎ
2. 鼻毛の生やしっぱなし
3. 鼻毛を抜く
4. 花粉症や鼻炎などで鼻の内部が傷付く
5. 免疫力の低下

鼻の下や内側にできた痛いニキビは、内側からのケアでの改善が見込めます。

例えば、ビタミンCやビタミンB群がたっぷり含まれた柑橘系のフルーツはオススメです。

顔や腕、背中などにできるニキビも、これらの栄養素を多く含むフルーツを摂ることが効果的ですので参考にして見て下さい。