痛いニキビが唇にできた場合は？

ニキビが唇にできて、炎症で痛いとすぐに気が付きますよね。

唇を少し動かしただけでも、ピリッとして痛いですし、食べ物を食べる時にもニキビの表面に触れてしまい、すごく沁みますよね。

唇に痛いニキビができた場合には、本当に憂鬱になります。

また、唇は、人とおしゃべりする時にも頻繁に動きますので、炎症した痛いニキビになると、治るのにも時間がかかります。

やはり、唇にできる痛いニキビは早く治したいと思う方が多いでしょう。

ここでは、そんな痛いニキビが唇にできる原因や対処法についてご説明します。

痛いニキビが唇にできてしまう原因とは何でしょうか？

まず、唇に痛いニキビができたと思った場合、それがニキビなのかヘルペスなのかを見分けることが大切です。

実は、唇の場合、ニキビが痛いと思っていたら、実はヘルペスだったという話は少なくありません。

元々、ニキビとは、毛穴が皮脂や汚れがで詰まることが原因でできるものです。

唇には毛穴が存在していませんので、痛いニキビだと思ったポツポツが完全に「唇上」にあるという場合、それは「ヘルペス」とお考えください。

痛いニキビのような「ポツポツ」が、唇と顔の皮膚の間にある場合、その症状によって、ニキビなのかヘルペスなのかを見分けます。

白っぽく水ぶくれのようになっている場合は、痛いニキビではなく「ヘルペス」です。

特に、痛い・痒いという症状はヘルペスの特徴でもありますので、混同しないように注意しましょう。

ヘルペスが疑われると思った場合は、まずは病院へ行って診断してもらうことが大切です。

ポツッとなった皮膚の盛り上がりに「白い芯」があるなら、それはニキビということになります。

おでこや頬、背中などにできるニキビは、毛穴に皮脂や汚れが詰まり、アクネ菌が繁殖して、炎症を起こすことで発生します。

ところが、唇にはもともと皮脂腺がありませんから、ニキビが唇付近にできた場合、皮脂分泌とは無関係なのです。

つまり、唇にできる痛いニキビの原因は、胃の不調やホルモンバランスの乱れによるところが大きいのです。

また、唇は常に動いたり、食べたり、刺激を受けやすい場所でもあります。

そのため、唇近辺の痛いニキビは治りにくく、悪化しやすいとも言えるのです。

痛いニキビが唇にできた場合、まずは「食生活」を振り返ってみることが大切です。

なぜなら、「唇」に痛いニキビができた場合、胃の調子が悪くなっていることが多いからです。

たとえば、胃のSOSサインは唇に出やすいと言われています。

胃が痛い時や弱っている時に、ヘルペスにかかることもあります。

ですから、唇の痛いニキビを改善するためには、最近の食生活を振り返ることから始めましょう。

たとえば、最近、油っこいものばかり、しょっぱいものばかりなどを食べて、食生活が偏ってはいませんか？

生野菜などを食べて、栄養バランスを取った覚えはありますか？

バランスよく食べるというのは意識しないと難しいものです。

そんな中で、ぱっと思い浮かべて分かりやすい、バランスの取れた食事は「和食の定食」です。

和食の定食には主菜、副菜、炭水化物、汁物などバランスが取れていますよね。

普段毎食定食のようなものは無理ですが、栄養は2日間かけてとるようにすると無理がないですよ。

また、唇の痛いニキビを治すためには、唇近辺の肌へ負担をかけないようにすることも大切です。

たとえば、口紅やグロスなどを塗り過ぎたりしないよう注意したり、メイク落としによる肌への刺激を減らすということを意識すると良いでしょう。