痛いニキビに良い栄養

痛いニキビを作らないようにするためには、予防が大切です。

ところで、そのニキビ予防には、体の内側からのものと、外側からのものがあります。

今回は、体の内側からの痛いニキビ予防として、肌に良い充分な栄養はどんなものがあるか紹介してみます。

ニキビ予防の肌によい栄養として、ビタミンＡ（にんじん、ほうれんそう、かぼちゃ）、ビタミンＢ群（まぐろ、かつお、魚類、鶏のささみ、卵、レバー、納豆）、ビタミンＣ（緑黄色野菜、果実、芋類）、ビタミンＥ（うなぎ、たらこ、モロヘイヤ）、コラーゲン（手羽先、ふかひれ、豚肉）、ミネラルがあります。

これらの栄養素を知っておくと、日々の食材選び、外食のメニュー選びにも役に立ちます。

最初はリスト化したメモを持っておいて確認すると良いですが、慣れるとメモは必要なくなるでしょう。

痛いニキビを作らないためには、常日頃からのこういった意識付けと、充分な栄養を摂ることが大切なのです。

痛いニキビができてしまった時には、栄養が不充分になっていますので、特に、栄養を意識した食事を摂ってみてください。

しかし、同じ摂取するでも、加工や調理の仕方で、体への摂取量は変わってきます。

ここでひとつ、ビタミンＣを多く含む、赤パプリカを例にしてみましょう。

赤パプリカは、ビタミンＣを多く含んでいるにも関わらず、熱に強く壊れにくいです。

（ビタミンＣは熱に弱いというのが一般的ですが）

それと、赤パプリカには、肌の角質化を防ぐ「βカロテン」を含んでいます。

生で、スライスしてサラダとして食べるのも良いのですが、加熱すると赤パプリカに含まれている「βカロテン」の体への吸収率が上がります。

これらの情報から、肌に潤いとハリを与えるコラーゲンを含む「豚肉」と「赤パプリカ」をさっと炒めて食べると、肌への栄養不足が補えます。

いろいろな栄養素を含む食材の組み合わせ次第で、弱ってしまった肌への効果が、二倍、三倍になります。

これらの料理や、メニューの組み合わせを決める楽しみも増えるかもしれませんね。