痛いニキビがうなじ（首）にできたら？

痛いニキビが、うなじ（首）にできてしまうケースがあります。

髪の毛をとかしたり、何気なく首を触ったら、うなじにニキビを発見して驚いたことはありませんか？

「ちょっと痛いし、イボじゃなくてニキビっぽい？でもなんで？」と思われるのではないでしょうか。

まず一般的にニキビは顔にできるもの、と思われがちですが、うなじ（首）のニキビに悩む方はとても多いのです。

うなじ（首）のニキビは、どちらかというと思春期よりも大人になってからの方が発症しやすいです。

最初は、細かいニキビが無数に出始め、チクチクするような症状となり、それが炎症を起こして痛いニキビとなります。

うなじの痛いニキビは、ぼっこりと膨らむ「しこりニキビ」になることが多いです。

ここでは、痛いニキビがうなじ（首）に出来た時の原因や対処法についてご説明します。

痛いニキビが首のうなじに出来る場合、どんな原因が考えられるのでしょうか？

痛いニキビに発展する前段階として、うなじのニキビ原因で考えられるのは、首の血行が悪くなっているパターンです。

首（うなじ）の血行が悪いことが、なぜニキビに関係するのでしょうか？

それは、ターンオーバーが関係してきます。

ターンオーバーは、お肌を気にする女性なら、よくお聞きになる言葉だと思います。

ターンオーバーとは、28日くらいの周期でお肌が生まれ変わる現象のことです。

このターンオーバーが正常に行われれば、うなじのニキビはもちろん、炎症して痛い「しこりニキビ」もできにくくなります。

今、首やうなじの血行不良は現代人ならではの理由で、とても多くなっています。

たとえば、現代人の必須アイテムの一つである「スマホ」を長時間見続ける方は圧倒的に多いですね。

スマホを見る時のあの姿勢は、首やうなじの筋肉を硬直させ、血行不良を引き起こします。

PCなどを長時間使用するデスクワークでも、肩や首がガチガチに凝りますよね。

つまり、凝っているということは血行が悪くなり、痛くなるだけではなくてお肌にも悪影響を及ぼすのです。

また、首のターンオーバーは、ホルモンバランスの乱れによっても滞ってしまいます。

ホルモンバランスの乱れは、生活習慣の悪化によって引き起こされることが多いです。

たとえば、運動不足や寝不足、偏った食生活、飲酒やタバコ、ストレスなどによっても、ホルモンバランスは引き起こされるのです。

うなじにできる痛いニキビを防ぐためには、どうすれば良いのでしょうか？

まずは、前述した「首の血行」を良くすることが、痛いうなじニキビを作らない第一歩となるでしょう。

そのためには、長時間のスマホを控えたり、デスクワークの合間に10分ほどの休憩を挟みましょう。

できれば、首のストレッチを1時間に1回くらいは行うと良いですよ。

うなじをさすることもマッサージになるのでおすすめです。

血行にも気をつかえば肩こり、首こりそしてうなじの痛いニキビにも効果が期待できます。

そんなちょっとした休憩を取り入れるだけでも、首（うなじ）の血行促進につながり、ターンオーバー機能は正常化されやすくなります。

また、ホルモンバランスの乱れがターンオーバーに深く関係していることも、前述しましたね。

ホルモンバランスを整えるには、生活習慣の正常化が一番です。

まず、睡眠は「6時間以上」キッチリと取りましょう。

そして、12時前には床に着くことをおススメします。

豆類、野菜等を中心とした食生活を送りながら、栄養価の高い食物を意識してください。

もちろん、お酒は控えめに、タバコはおススメしません。

あとは、常日頃から行える軽い運動を、生活習慣の中に溶け込ませることも、肌のターンオーバーを正常化するためには、とても重要です。