痛いニキビの炎症

ニキビは、放っておくと赤みを帯びて炎症を引き起こし、非常に痛いものです。

そうすると一般的な治療方法ではなかなか治すことが出来ず、非常に困ってしまいます。

そこで、今回は痛いニキビの「炎症」を抑えるのに効果的な方法をご紹介します。

炎症したニキビはすごく痛いですから、いっそのこと潰してしまおうと言う方もいらっしゃるでしょう。

ただ、ニキビは潰すと跡が残ってしまうため、できる限り潰さないように治した方が賢明です。

でも、やっぱり炎症したニキビは痛いんですよね。

私の経験ですと、大塚製薬の皮膚用抗菌軟膏剤薬「オロナイン」は炎症したニキビに効果的です。

オロナインの主な効能は、ニキビ・吹き出物・はたけ・軽度の火傷・しもやけ・あかぎれなどが挙げられます。

オロナインには、クロルヘキシジングルコン酸塩液が含まれ、殺菌・消毒効果が期待出来ます。

しかし、オロナインはニキビの種類によって、効果を発揮するものとしないものがありますので、注意してくださいね。

オロナインを塗って効果が得られるニキビは「アクネ菌による赤ニキビ」のみです。

赤ニキビは、アクネ菌によるニキビが炎症している状態です。

そのため、オロナインに含まれる殺菌・消毒作用のあるクロルヘキシジングルコン酸塩液によって炎症を鎮めることができるのです。

また、よく「オロナインでニキビ跡が消える」という噂がありますが、これは嘘です。

ただし、オロナインは皮膚の乾燥を防ぐ効果があり、赤みを帯びたニキビ跡を乾燥から守ります。

傷のある炎症した赤ニキビにオロナインを適量塗ると、悪化を防ぎ通常より治りが早くなるでしょう。

炎症を引き起こす前の痛いニキビを、氷で冷やすと良いと言いますが、これは本当なのでしょうか？

炎症したニキビは痛痒くなるため、氷で直接冷やすとスーッとそれが取り除かれ、気持ち良くなります。

そういう意味で、ニキビを冷やすという方法は、一概に間違っているとは言えないようです。

また、化粧水に浸したコットンを炎症しているニキビに乗せて冷やせば、炎症を抑えることもできます。

しかし、ニキビに「氷」や「保冷剤」を直接付けて冷やしてしまうのは、おススメできません。

なぜなら、肌の代謝が低下しニキビが治りにくくなる危険性があるからです。

さらに、過度に冷やされた皮膚がダメージを負うことによって乾燥してしまい、さらにニキビを悪化させてしまう可能性があります。

ニキビが炎症を起こすはとても痛いですが、だからと言って間違った処置を施してしまうのはよくありません。

ご自身のニキビが現在どういった状態なのかを把握し、適切な処置で炎症を鎮めて治療を行うようにしましょう。