痛いニキビが口の周りにできたら？

痛いニキビが口の周りにできてしまうケースは良くあります。

電話をするときや、朝の挨拶などの時に口を開けたら「イタタ！」と口の周りの痛いニキビを発見した経験はありませんか？

ただできるだけでも憎らしいニキビですが、痛いニキビとなると本当に嫌になりますよね。

痛いニキビが口の周りにできた場合、食べる時やしゃべる時に痛みがあったり、しみたりして気になることも多いでしょう。

今回は、痛いニキビが「口の周り」にできた場合の、原因や対処法についてご説明します。

痛いニキビが口の周りにできる原因は、なんでしょうか？

ニキビの原因の一つとして、一般的にはホルモンバランスの乱れが挙げられますが、口の周りの場合、他にも理由があります。

では、痛いニキビが口の周りにできる「外的要因」を、2つご紹介します。

まず一つ目の原因が、口の周りの「汚れ」です。

汚れといっても大抵の方は、食事のあとも口周りをキレイにしていると思います。

ところが、この「キレイにしよう」という意識が口の周りに痛いニキビを作る原因ともなるのです。

口の周りは、食べ物や飲み物を摂る関係上、それをキレイにしようと、ナプキンやハンカチなどで無意識にゴシゴシ擦ってしまうことがあります。

そのことが、口の周りの皮膚への刺激や傷を作り、炎症を起こして痛いニキビの原因となるのです。

花粉症の方や風邪をひいてしまっている方の場合、マスクによっても、口の周りには摩擦が発生します。

痛いニキビの原因は空気？

痛いニキビが口の周りに出来てしまう原因の2つ目に、外の空気が汚いことも考えられます。

家で家事をしている時、家の中にはどんなに掃除をしても、微量の「カビ」や「ほこり」が舞ってしまっています。

つまり、目には見えませんが、部屋の空気は知らないうちに汚れてしまっていたんですね。

ただでさえニキビが出来やすい皮脂にカビやほこりが混ざれば、毛穴がさらにつまり、ニキビは出来やすくなります。

また、ハウスダストで口の周りにアレルギーを起こしたりすれば、肌の免疫力も失われ、痛いニキビは出来やすくなるでしょう。

痛いニキビを口の周りに作らないためにも、これら2つの原因を解決しましょう。

そのためには、まず、口の周りに刺激をあまり与えないことです。

食事の後にナプキンを使用する場合は、摩擦を起こさないように、押さえるように拭きましょう。

また、洗顔の際、ゴシゴシと石鹸で洗わないことも大切なポイントです。

しょっちゅう洗うこともNGですので、1日3回くらい軽く口周りを水で流しましょう。

ウェットティッシュを使う場合は、アルコール等が使用されていないものにすることです。

マスクをどうしてもしなければならない時は、オーガニックコットン素材を選ぶことをおススメします。

また、口の周りの痛いニキビに悩まされたくなければ、部屋にカビやほこりが舞わないよう、小まめに掃除をすることも忘れないようにしましょう。

口の周りの痛いニキビは原因が様々なので、対応も難しいようです。

特に大人になってから痛いニキビが口の周りにできた場合には内臓が痛んでしまっている可能性もあります。

ですから、どうしても改善しない場合には皮膚科に行くことも選択肢に入れてくださいね。

内臓からのSOSも、口の周りの痛いニキビとして現れることがありますので、注意が必要です。