ニキビが痛い！こめかみにできた場合は？

こめかみにできたニキビが炎症を起こして痛いというケースがあります。

「あれ？なんだかこめかみが痛いな・・・」

と触ってみたら、炎症した赤ニキビが出来ていた！という経験をお持ちの方は多いかも知れませんね。

こめかみのニキビは、プックリとして痛い炎症した「赤ニキビ」になりやすいというのが特徴です。

そして、さらに赤い「こめかみニキビ」は痛いし、治りにくいんですよね。

ここでは、そんな「こめかみ」にできる痛いニキビの原因や対処法についてご説明します。

こめかみに痛いニキビができてしまう原因は、何なのでしょうか？

そして、なぜ、こめかみの痛いニキビは治りにくいのでしょうか。

こめかみは、顔の部位の中では皮脂分泌が多いわけではありませんが、汗をかきやすい場所です。

そして、意外に「こめかみ」は、汗をかいていることに気付いていないケースもあるのです。

知らず知らずに汗をかいて放置しておけば、皮脂と汚れが毛穴に溜まっていき、痛いニキビの原因となります。

また、こめかみの痛いニキビの主な原因の１つに「常に髪の毛が当たるから」というものがあります。

女性の場合、よほど髪が短い人でない限り、こめかみは常に髪に接触し続けています。

髪の毛というのは、実は、毎日洗髪していても汚くなりやすいものです。

しかも、油をまといやすく、外の空気に触れるのでホコリや塵もくっつけてしまうのです。

その髪の毛がこめかみに当たることで雑菌が毛穴に繁殖し、結果として炎症を起こし痛いニキビができてしまいます。

これでは、こめかみの痛いニキビが治りにくいのも当然です。

もちろん、おでこの痛いニキビと同様、こめかみもシャンプーやリンスのすすぎ残しが原因となってニキビができやすくなります。

さらに、こめかみはストレスの影響を受けやすい場所と言われています。

心理的ストレスによってホルモンバランスが崩れ、肌のターンオーバーが滞りることでも、こめかみの痛いニキビはできやすくなるのです。

痛い、こめかみニキビを解消するには、一体どうすれば良いのでしょうか？

まずは、初歩的なことですが、「こめかみ」にかいた汗を小まめに拭くようにしましょう。

汗は、そのままにしておくと確実に毛穴詰まりの原因となりますので、清潔なハンカチなどを持ち歩いて、小まめに拭き取ることが大切です。

そして、髪の毛がかかっている部分というのはダブルのリスクがありますので、それを取り除いてあげましょう。

１つは、髪の毛が当たらない時間を作ってあげることです。

そうすることで、髪に付着した脂肪やホコリなどの汚れから、こめかみを守ることができます。

また、ストレスの無い時間を作ってあげることで、こめかみだってリラックスできますよ。

痛いニキビを治すためにも、自宅にいる時間くらいは、前髪を上げておきましょう。

もう１つはシャンプーやリンス、洗顔フォーム等をしっかりすすぐということが、非常に大切です。

「しっかりとすすぐ」とは、ゴシゴシ洗うということではなく、使う水の量を増やすということですので、お間違えなく。

こめかみの痛いニキビは赤いもの（赤ニキビ）が多く、雑菌の繁殖が原因であることの表れです。

こめかみのニキビが赤くて痛い状態になったら、特に慎重にケアしてくださいね。

整髪料なども、こめかみの赤ニキビが痛い時には、極力控えるようにしましょう。