ニキビが痛い時メイクしても大丈夫？

ニキビが炎症で痛い時、メイクをしても大丈夫なのでしょうか？

目覚ましが鳴って起き上がって顔を洗う時、「痛い！あれ？ニキビがある！」となると焦りますよね。

しかし、ニキビがあってもなくても、出かける予定や仕事の予定などがある場合にはメイクをしなくてはなりません。

ただ、痛いニキビにメイクって大丈夫なの？と心配になりますよね。

その場では心配しても、予定があるのでメイクをして出かけるしかないですが、メイクをして大丈夫なのかどうかは、ずっと気になるところです。

ここでは、そんな痛いニキビがある場合のメイクの注意点についてご説明します。

ニキビが痛い時に、まず気になるのが「どの程度メイクをして良いのか？」ということでしょう。

つまり、メイクの「厚さ」です。

一言でメイクといっても様々なものがありますよね。

化粧下地からポイントメイク、ファンデーション、様々なものを使います。

痛いニキビがある場合、厚く重ね塗りをすることや、色々な種類のものを重ねることはNGとされています。

これは、痛いニキビが毛穴をふさいで炎症を起こした状態であることに関係があります。

ただでさえ、毛穴がふさがれてアクネ菌が繁殖し、痛いニキビになっている状態です。

それをメイクでさらにふさいでしまっては、痛いニキビは悪化する一方です。

メイクは薄目に、ファンデーションは油分の少ないものを選びましょう。

お肌に優しい化粧品をニキビの時用に購入しておいてもいいですね。

また、メイクが薄塗りなら、夜にクレンジングをして保湿すればまったく問題ありません。

ところで、メイクの時って、日焼け止めも使いますよね？これはどうでしょうか。

結論から言うと、日焼け止めは「使ったほうが良い」です。

なぜなら、痛いニキビは炎症をおこしているわけですから、外からの刺激をなるべく与えないほうが良いからです。

つまり、ニキビが痛い状態でも、メイクをしながら「紫外線」を防ぐことは大切なことなのです。

紫外線を防いで、薄化粧にする。夜にはちゃんと落として保湿するようにしましょう。

ニキビが痛い時というのは、毛穴の中にいる「アクネ菌」と「白血球」が戦って炎症を起こしている状態です。

そこで、お肌に優しいメイクをしようと、ノン・パラベンの化粧品を使用する方がいらっしゃいます。

パラベンとは、化粧品に使われている代表的な「防腐剤」の一つです。

ノン・パラベンは、文字通り「パラベンが使用されていない」という意味になります。

ただし、ノン・パラベンと聞けばなんだか肌に優しいような気がしますが、そうとは限りません。

基本的に、化粧品の有効成分は自然の「動植物」から作られているものがほとんどです。

そのため、化粧品が腐らないようにするため、防腐剤は本来欠かせないものなのです。

逆に、防腐剤が入っていない化粧品でメイクすると、場合によっては痛いニキビの大敵である「雑菌」が繁殖することにも繋がります。

また、ノン・パラベンという表記は、パラベンが使用されていないということであって、「防腐剤が使用されていない」とは限りません。

他の防腐剤が何種類も使用された製品がたくさんあるということも覚えておきましょう。

むしろ、パラベンは食品添加物としても使われるくらいですから、比較的安全な防腐剤とも言えます。

痛いニキビのためメイクをするのであれば、そんな点にも考慮したいものですね。