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痛いニキビとコーヒーの関係について
コーヒーを飲むと痛いニキビができやすくなるという話を耳にしたという方もいらっしゃるでしょう。
コーヒーといえば、カフェインをはじめとする成分によって刺激物と言うイメージが強いですから、ニキビに悪いという感じがします。
ただ、逆に、集中力が上がるとか、疲労回復効果や消化促進効果など、いろいろな「身体に良い効果」も噂されています。
では、そんなコーヒーとニキビの関係は、実際のところはどうなのでしょうか?
痛いニキビとコーヒーの関係 カフェイン
ご周知の通り、コーヒーにはカフェインが含まれています。
カフェインはコーヒーだけでなく、緑茶や紅茶、ココアにコーラなどの飲み物にも含まれていますね。
このカフェインの効果・効能の中には「覚醒作用」があります。
覚醒作用は、意識をシャキッとさせたり眠気を覚ましてくれるような働きのことです。
コーヒーは運転や勉強、仕事などの時に「眠気覚まし」として飲まれることも多いですよね。
ただし、夜遅く飲んだり、飲み過ぎたりすれば、もちろん眠りに支障をきたします。
その結果、睡眠不足になったり、生活リズムが乱れることで「ニキビの悪化」につながるのです。
また、カフェインという成分には、強力な「利尿作用」もあります。
そのため、トイレに行く回数が増え、肌の健康維持のために必要な「ビタミンB群」や「ビタミンC」、「亜鉛」などの栄養素を必要以上に体外へ排出させてしまいます。
すると、肌のターンオーバーも正常に行われなくなり、ニキビができやすくなります。
さらに、カフェインの摂取によって身体が冷やされると、血液循環を悪化させる可能性があります。
冷えによる血行不良は体内の老廃物が蓄積させますので、それによってもニキビができやすくなるのです。
痛いニキビとコーヒーの関係 ミルクや砂糖
また、コーヒーは、砂糖やミルクを加えて飲む方は多いと思います。
当然、糖分や脂質を摂る量が増えるため、ニキビを誘発させやすいと言われています。
また、コーヒーに加える白砂糖には、ビタミンB群やクロム、マグネシウムなどの栄養素が必要以上に含まれています。
そのため、皮脂の分泌量が増加し、アクネ菌の増殖をサポートしてしまう可能性があるのです。
また、コーヒーミルク(フレッシュ)には「トランス脂肪酸」がたっぷり含まれています。
トランス脂肪酸は、マーガリンなどの乳製品を作る過程で発生する成分で、身体の中でなかなか代謝されないものです。
このトランス脂肪酸が過剰に摂取されると、体内に悪玉コレステロールが増え、逆に、善玉コレステロールは減少するため、これもニキビを誘発しやすくなるのです。
ニキビができやすい方は、コーヒーの飲み方には十分ご注意ください。
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