ニキビが痛い！おでこに出来たら？

ニキビが痛い！と、おでこにプックリと大きな赤ニキビができてしまうケースがあります。

また、ポツポツと、おでこの生え際辺りに、たくさんの痛いニキビができることも多いでしょう。

ニキビの出来やすいあなたが、初めてニキビができた頃はいつ頃で、場所はどこでしょうか？

私自身もそうですが、多くのニキビ経験者の方は、１０代前半、思春期の頃におでこにできたのではないでしょうか？

ニキビ原因である「アクネ菌」という言葉をはじめて聞いたのも、この頃の方が多いかも知れません。

それから徐々にニキビが増えてきて、痛い思いをする時代を過ごして来た方も多いと思います。

今回は、痛いニキビが「おでこ」に出来た場合の、原因や対処法についてご説明します。

痛いニキビがおでこに出来てしまう一番の原因と言えば、やはり髪の毛が第一に挙げられるでしょう。

なぜなら、髪の毛にはかなり「汚れ」が付着しているからです。

痛いニキビの原因となるのは、まずは多量に分泌されるおでこの皮脂です。

そこに髪の毛の「ほこり」や「汚れ」が付着することで、毛穴が詰まりやすくなり、さらには、髪の雑菌によってニキビが炎症を引き起こします。

もともと、痛い痛くないに関わらず、おでこはニキビが出来やすい場所です。

おでこには、思春期ニキビができやすいとよく言われますが、大人ニキビで悩む方も多いのです。

また、前髪の汚れには、シャンプー、リンスのすすぎ残しが含まれます。

シャンプーやリンスに含まれる界面活性剤は、残してしまうと肌にダメージを与えます。

その結果、肌に備わるバリア機能が壊されてしまい、ニキビを誘発してしまいます。

さらに、そんなニキビが「痛い」というレベルになっている時は、雑菌の繁殖が激しくなり、炎症を引き起こしているのです。

ちなみに、炎症を起こした「おでこのニキビ」を髪でかくそうとすると、一段と悪化に繋がりますので、ご注意ください。

痛いおでこニキビの雑菌繁殖を防ぐためにも、シャンプーやリンスのすすぎ残しに注意し、前髪がおでこにかからないように工夫しましょう。

おでこに痛いニキビが来ている時は、内臓の不調のシグナルというケースもあります。

たとえば、食べ物の消化がスムーズでなかったり、体内の老廃物を外に排出しづらい場合、ニキビはできやすくなります。

特に、ニキビがおでこにできる場合は、胃腸の不調が原因であることが多いです。

炎症を起こして痛いニキビになる前に、そんな内臓によるニキビの原因を絶つことも大切です。

おでこに痛いニキビを作らないためにも、暴飲暴食を避け、食生活を見直す時期と捉えてみましょう。

また、おでこにニキビができ始める時は、睡眠不足や栄養バランスが悪かったり、ホルモンバランスの乱れ、ストレスなど、さまざまな原因があります。

前髪がおでこにかからないようにすることや、シャンプーリンスのすすぎ残し、胃腸の不調のことなどを考えるのと同時に、生活全般を見直すということも、非常に大切なことなのです。