ピーリングで痛いニキビの改善

女性の方ならよくご存知のピーリングで、痛いニキビが改善できると言われますが本当でしょうか？

ピーリングは、英語で「Peeling」と言い、皮膚の表面をこすって角質を剥がしていくことです。

主に、ニキビやニキビ跡など、いわゆる肌トラブルの改善のためによく用いられる方法です。

ピーリングには、「ピーリングジェル」や「ケミカルピーリング」など、様々な種類があります。

なので、どのピーリングを選べば良いか頭を悩ませる方も決して少なくないでしょう。

そこで、今回は痛いニキビを改善するためのピーリングについてご説明します。

まず最初に、痛いニキビがピーリングで改善できる理由を少しご説明します。

ニキビの主な原因は、アクネ菌や、脂質による毛穴のつまりが蓄積された結果と言えます。

そのため、如何にして皮脂の分泌を抑制できるか、古い角質を取り除けるのか、ということが改善のための重要ポイントとなります。

ピーリングは、そのうちの1つ「古い角質を取り除く」ということができるため、ニキビの改善に効果的と言われているのです。

自宅で手軽にできるピーリングとしては、「ピーリング石鹸」があります。

ピーリング石鹸は種類によって、ニキビが潰れた後の赤みやシミ、陥没を改善することが出来ます。

ピーリング石鹸はふつうの洗顔石鹸よりもやや高いため手がでないという方もいらっしゃいます。

ところが、ケミカルピーリングを行うとなると、専門のクリニックに足を運ぶ必要があります。

その場合は、施術料もとても高額なため、ピーリングを行うために石鹸を使うことは、とても安上がりと言えるでしょう。

ただし、ピーリング石鹸は使用するにあたって注意が必要です。

というのは、毎日使用したり、泡立てが不十分な状態で使用すると、皮膚にダメージを与えてしまいます。

使う頻度は「週1度」くらいに配慮し、泡立てネットなどでホイップクリームのようなフワフワな泡を作ってから使用しましょう。

ピーリング石鹸と専門のクリニックで行う「ケミカルピーリング」とは何が違うのでしょうか？

ケミカルピーリングとは、酸の力を借りて皮膚の表面を溶かして行う施術方法です。

ケミカルピーリングは、ニキビやニキビ跡、シミやシワ、くすみ、古くなった角質などをごっそり取り除けると言われています。

人はストレスや加齢によって代謝能力が弱まり、お肌のターンオーバーが正常に行われなくなります。

そのため、不要となった角質を取り除き、皮膚を正常に戻す必要があるのです。

ケミカルピーリングで使用される酸は、人の肌に使用しても問題のないフルーツ酸などを使用しています。

ただし、専門機関で使われる酸は、ピーリング石鹸の5倍以上の濃度で行われるそうです。

ですから、くれぐれも信頼できるクリニックで行うようにしてください。

最後にもう一つ、ピーリングジェルという名のピーリング商品もあります。

ピーリングジェルには、フルーツ酸のAHAが配合されたタイプ、酵素入りタイプ、スクラブ入りタイプの3種類があります。

それぞれのタイプによって効果や効能が異なりますので、ご自身の目的に合ったピーリングジェルを使用しましょう。